例年秋に開催される目黒のさんま祭り。
目黒駅周辺が人に溢れ焼きさんまを食べる。古典落語の「目黒のさんま」にちなんではじまったイベントです。
秋の風物詩「目黒さんま祭」
東京都品川区上大崎3丁目
JR山手線 東急目黒線 東京メトロ南北線 都営三田線「目黒駅」徒歩1分
東急目黒線「不動前駅」徒歩5分
東京メトロ南北線 都営三田線 「白金台」徒歩5分
開催場所は「目黒駅広場から目黒商店街」です。
目黒駅前商店街振興組合青年部が主催する
目黒駅前商店街振興組合青年部(通称 め組)が開催する目黒さんま祭りは毎年2万人を超える来場者で駅前広場はさんまを焼く煙と香りに包まれます。
昔ながらの「温かい目黒を取り戻そう」とめ組が企画し開催。地域住民やボランティアが協力し姉妹都市の岩手県宮古市から提供される新鮮なさんまをその場で焼いて無償提供されます。
さんま祭りのアイデアとなった落語イベントは毎年大入り満員の大盛況。入場無料の落語会「目黒のさんま寄席」も開催されます。
古典落語「目黒のさんま」
さんま祭りの由来のひとつが古典落語「目黒のさんま」
目黒へ鷹狩りに出かけた殿様が、農家で食べた庶民の味「さんま」を気に入り、帰った後に家臣にさんまを所望すると「骨や脂がお体に障ったら大変」と大騒ぎ。脂を抜き、小骨を取ったパサパサのサンマを出すことに。
一流の魚河岸で仕入れたと説明したところ「いかん、まずい。さんまは目黒に限る」殿様の一言がオチになる物語だ。
目黒のさんま
コロナ禍で開催が中止 現在のさんま祭
目黒区が主催するもうひとつの目黒さんま祭「目黒区民祭り」(目黒SUN祭り)は2022年に再開し2023年の開催が10月8日に決定されましたが品川区のめ組が行う「目黒のさんま祭り」は2019年を最後に2020年、2021年、2022年と3年連続で中止し2023年の開催は現在発表待ちです。
目黒のさんま祭りの映像
まとめ
目黒さんま祭りは目黒区が主催する「目黒区民祭り」と品川区の目黒駅前商店街振興組合青年部が主催する「目黒さんま祭」の2つが例年秋に目黒で開催されます。
目黒区が行う目黒区民祭は2023年10月8日に決定しましたが品川区側の情報は更新されてませんでした。今年開催すれば4年ぶりとなる秋の風物詩「目黒さんま祭り」の再開を待ち望んでる方も多いのではないでしょうか。
目黒さんま祭りの情報に更新ありましたら追記したいと思います。